BUYMA(バイマ)『薄利多売』はダメなの?

BUYMA

『薄利多売』・・・
商品1件あたりの利益を少なくして多くの商品を販売することで、全体としての利益を上げること

皆さんは『薄利多売』は良いと思いますか?良くないと思いますか?

一般的に、BUYMA(バイマ)においては、この『薄利多売』は”良くない”こととして捉えられています。なぜなら、圧倒的に【時間効率が悪い】からです。

しかし、私はBUYMA(バイマ)を始めた当初、『薄利多売』で実績を積んできた経験がありますので、必ずしも『薄利多売』が良くないことだとは決して考えておりません。

今回は『薄利多売』のメリット・デメリットについてご紹介いたします。

『薄利多売』のメリットとは?

買付成功率を上げることができる

BUYMA(バイマ)のお客様が商品を購入する際に見ているポイントの一つとして、【買付成功率】が挙げられます。

BUYMA(バイマ)は、「無在庫販売」が公式に認められている唯一のECサイトであるため、購入者から商品の注文が入ってから、パーソナルショッパーが商品の買付を行います。
そのため、注文時点で商品の在庫を確保することができないというケースも多々あります。

【買付成功率】とは、「受注後にキャンセルなく、買付が完了した割合」のことを示したものです。
パーソナルショッパーページの左側に表示されているやつですね。

こちらは商品の金額は全く関係なく、商品1件の買付に成功したか否かで評価されるものです。
そのため、100万円の商品であろうが、1万円の商品であろうが、キャンセルした場合は、どちらも1件としてカウントされてしまいます。

一般的には、100万円の商品よりも1万円の商品の方が売れやすい・売りやすいと思います。
そうすると、『薄利多売』戦略であれば、売れやすい・売りやすい安価な商品を大量に販売することができるので、買付成功率を高く維持できるのです。

また、100万円のような高級ブランド品の場合は、特に在庫を確保することが難しいため、買付成功率を維持するのは難しいんです。

取引実績・取引評価を上げることができる

BUYMA(バイマ)のお客様が商品を購入する際に見ているもう一つのポイントは、【注文実績】【取引評価】です。

お客様にとって、どんなパーソナルショッパーから購入したい・安心だと思うか。それは、やはり【注文実績】が豊富で、尚且つ【取引評価】が高く評価されているショッパーですよね。

相手の顔が見えないネットショップだからこそ、目に見える評価が特に大事なんです。

買付成功率と同様に、100万円の商品であろうが、1万円の商品であろうが、1件としてカウントされます。100万円の商品を100個売るのと、1万円の商品を100個売るのでは、その難しさは言わずもがなです。

また、商品にもよりますが、『薄利多売』の商品であれば、商品に対する満足度や梱包の見た目など、高級ブランド品よりもハードルが低くなりがちなので、悪い評価を付けられるリスクはある程度下げることができます。

『薄利多売』であれば、【買付成功率】同様に【注文実績】を増やしやすくなるんです。

おススメに表示されやすくなる

最近では、『アカウントヘルススコア』によっておススメ表示が可視化されていますが、BUYMA(バイマ)としては当然、【買付成功率】が高くて、【注文実績】・【取引評価】が申し分ないパーソナルショッパーの商品をおススメに表示するようになっています。

『薄利多売』でBUYMA(バイマ)上の実績を積むことで、高級ブランド商品だけを扱うよりも、比較的短期間でおススメに表示されやすくなる可能性が飛躍的に高まることもメリットの一つと言えます。

『薄利多売』のデメリットとは?

たくさん売らないと利益が出ない

これは『薄利多売』の宿命です。

例えば、100万円の商品を1件売れば、10万円近くの利益を出せる可能性がありますが、
1万円の商品の場合は、良くて1,000~2,000円の利益しか稼ぐことができません。

「月間20万円を稼ぐこと」を目標にした場合、100万円の商品であれば月に1~2件売れば達成できる一方、1万円の商品だと月に100~200件も売る必要があります。

また、BUYMA(バイマ)の場合は、買付・検品・梱包・発送まで全てご自身で行う必要があるため、その作業量を考えると、『薄利多売』はとても”非効率的”と言えます。

モチベーションの維持が大変

BUYMA(バイマ)では、買付・検品・梱包・発送までを全てご自身で行う必要があるとお話しましたが、毎月100~200件を毎日毎日ずっと作業することは、モチベーションを維持することが非常に大変です。

実際、私も『薄利多売』で1件あたり2,000円の利益の商品をメインに取り扱っていた時は、毎日深夜まで寝る時間を惜しんでまで梱包作業を行い、何度も心が折れかけました。

外注などを雇って、複数人で運営すれば、一人当たりの作業量も軽減され、効率的な運営を行うことができるかもしれませんが、薄利で外注費を賄っていくのも非常に大変です。

ご自身のモチベーションを維持することができる、何か別の『薄利多売』における目標を設定しましょう。

取り扱い件数が多いのでミスが起こるリスクが高まる

高利であれ薄利であれ、商品を販売することには相応のリスクが付きまといます。

『薄利多売』の場合、より多くの商品を取り扱うこととなりますので、その分リスク量も増えるということを認識しましょう。
100万円の商品を1件売る時のリスクは1件ですが、1万円の商品を100件売る時のリスクは100件です。

人間なので仕方がないことなのですが、毎日深夜まで単調な作業を延々と繰り返していると、必ず何か”ミス”を起こしてしまいます。
高価であれ、安価であれ、”ミス”はミスです。お客様には関係ありません。

『薄利多売』でやっていくのであれば、なるべく”ミス”を起こさないよう、常に最善の注意を払って対応するように心がけましょう。

まとめ

BUYMA(バイマ)コンサルではよく、「『薄利多売』は悪だ」という風に教えられますが、個人的には『薄利多売』で実績作りをすることを推奨しています。
実際に私自身がそうでしたので。

高額商品であれ、安価商品であれ、売れるものは売れますし、売れないものは売れないのです。

『薄利多売』にもメリット・デメリットがあるということをしっかりと理解した上で、『薄利多売』に見合った目標設定や働き方をご自身で見つけていく必要はあります。

もう少し詳しい内容が知りたいという方は、お問い合わせページからご連絡くださいね!

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