BUYMA(バイマ)の買付地には要注意!?

BUYMA

皆さんはBUYMA(バイマ)で商品を出品する際、『買付地』を意識していますか?

注文後に買付地が変更となっても、買付地を変更せずに取引を進めていませんか?

今すぐやめてください!

今回は『買付地』の盲点について、私の経験談を踏まえてご紹介します。

BUYMA(バイマ)の買付地とは?

多くの人が商品リサーチをする際、なるべく安く買付ができる国を選択しているかと思います。

しかし、それが『無在庫販売』の唯一のデメリットでもありますが、いざ注文を受けた時に在庫を調べると

「あれ!在庫ないじゃん!別のところで探さなきゃ!!」

なんてことがよくあるかと思います。

ほとんどの購入者は、商品を注文する時に『買付地』を見ていないかもしれません。
むしろ、商品は当然のように在庫があって、なおかつ日本から発送され、すぐに届くものと考えている人が多いかもしれません。
だって、商品ページを見ても、『買付地』は右下に小さく記載されているので分かりづらくないですか?

中には買付地を重視していて、シャネルやエルメスだったら「本場フランスやイタリアじゃないと嫌だ」というこだわりを持っている人もいるかもしれませんが。

何が言いたいかというと、『買付地』登録なんて、所詮はそんなもんなんです。
どうせ誰も見ていないだろうと思われがちなので、意識して『買付地』を設定する人は多くないんです。

『買付地』の盲点とは

私が過去に経験した、特に大事には至らなかったものの、非常に手間が掛かった事例をご紹介いたします。

ある日、BUYMA(英語版)で、私が出品していたエルメスのショルダーバッグに在庫確認のお問合せがありました。お客様はアメリカ在住の外国人の方でした。

元々、買付地・発送地を日本に登録していましたが、日本の店舗で在庫切れだったのですが、フランスで在庫を確保することができました。

お客様には、「在庫あります!」とお返事したところ、すぐに注文して頂くことができました。

受注後は、いつも通り商品の買付を行い、海外在住パーソナルショッパーだった私は、BUYMA DHLサービスを利用しました。

BUYMA DHLサービスについてはこちらの記事をご参照ください。

商品の発送までスムーズに終わって一安心。またBUYMA(英語版)で売れたー!やったー!と喜んでいたのも束の間、DHLから発送した商品に関する以下のような質問メールが届いたんです。

内容は大したものではなく、商品の素材(混紡の場合は割合も)、製造業者名・住所、受取人の社会保障番号でしたが、メール本文に別の質問も記載されていました。
「登録されている『買付地』と商品購入地が異なっているからアメリカに発送することができない。」

BUYMA DHLサービスのメリットは、BUYMA(バイマ)に登録されている情報はすべて自動入力されているため、製品詳細などのわざわざ手入力する必要がないということです。

今回のケースだと、私の商品ページ上では商品の買付地は【日本】でしたので、DHLに送られたデータには商品買付地は【日本】にも関わらず、発送人(私)の申告では【フランス】となっており、特に規制が厳しいアメリカの税関でストップされてしまったというものです。

幸い、英語を人並みに読み書きすることができましたので、
BUYMA(バイマ)上で買付地を変更し忘れたけど、買付地はフランスで間違いないと説明した上で、商品購入時のインボイスも添付したところ、受理してもらうことができ無事に通関を通ることができました。

ただ、それでも予定よりも1週間程度遅くなってしまいましたので、お客様には申し訳ないことをしたと反省しております。

『買付地』登録上のルール

BUYMA(バイマ)のルール上、商品の『買付地』が変更となった場合には新しく商品ページを作り直す必要があることはご存知でしょうか?

最初は正直、「めんどくさいなあ。どうせ登録上の問題なんだから買付地なんてどこだって良いじゃん。」って舐めてました。

しかし、上記の事例を体験した時に『買付地が変わる場合には、商品ページも作り直さないとダメだ』ということを痛感しました。

もちろん、買付地を変更しなかった時に問題が起きるのはBUYMA DHLサービスだけに限ったことではありません。例えば、買付地が【日本】だから関税が掛からないと思っていたのに、実は【フランス】からの発送で関税を払わされたとお客様からクレームを頂く可能性だってあります。

こういったトラブルが想定されるため、BUYMA事務局からは常に買付地に関する注意喚起や指摘されることがあります。

あらゆる不測の事態を避けるためにも、しっかりと『買付地』は注文ごとに見直す必要があるんです。

まとめ

『買付地』は重要そうであまり重要視されていない項目ですが、実はやっぱり重要な項目なんです。

皆さんも出品・受注は単純作業だと思わずに、こういった細かいところにも気を使いながらBUYMA(バイマ)運営をしてくださいね!

もっと詳しい内容が知りたいという方は、お問い合わせページからご連絡ください!

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